ポイポイ主義

いろんな思い込みを捨ててみるブログ

行動の効果

以前から興味のあった、文章を書いて稼ぐを、やってみたいと思い、藤原将さんの本を読んでみた。

『未経験から稼げる各副業のはじめ方』

と言うタイトルで、一つずつレッスンを進めながら、身につけていくタイプ。

一日目のレッスンは

【短くシンプルに書こう】と言うもので、分量自体は少なかった。

だけど、課題が

『一日目のレッスンの文章をそのまま打ち込んでみましょう』

と言うもので、見た瞬間びっくりしてしまった。

『こういう課題ってパソコンの触り始めにやったなぁ』

『小学校の時国語でやった全文書き取りを思い出すなぁ』

と思いながら、

『まぁ短いからすぐ終わるでしょ』

と軽い気持ちで文章を打ち始めた。

そしたら、読んでる時は短いと思ってたけど、打ち込むと案外時間がかかるってことに気づいた。

そのまま、文章を打ち込むことの難しさを感じながら、結局3 〜40分かかってしまった。

ワークを終えてみて、

『あぁ文章打ち込むって今の自分にとっては難しさも感じるなぁ』

と自分の現状について知ることができた。

本や動画を見ているだけだと、なかなか自分の今の状態に気づくことができない。けれど、本のワークをやってみると、

・自分の状態

・その作業から感じること

・想像と現実のギャップ

が得られることに気づかされた。

このように、行動することで得られる情報、そして実感を伴うことは自分にとって大きな収穫だと思えた。

行動してみる面白さを実感できた。

自分の中のエゴ

今日は市役所で手続きをしに行った。

 

そして、1時間位手続きをしていって最後に任意で手続きをするものがあった。

 

その時に支払い方法の再登録と協力者・家族による手続きが必要と聞かされたところで。

 

「もうめんどくさい、再登録も家族に頼るのは嫌だ」

 

と思ってキレてしまって、

 

「任意の手続きを取りやめます」

 

と言って市役所を出てしまった。

 

そして、車を運転しながら、

 

「あの手続きをしないってすごくザワつくぞ」

 

「これをやっておかなかったら心配がまとわりつき続けるぞ」

 

「俺はめんどくささと協力者である家族に頼るのが嫌で手続きを辞めてしまったんだなぁ」

 

と自分で自分の状態に気づくことができ、そのまま車で市役所に引き返すことにした。

 

そして、市役所に戻って手続きをしたときに心がすごいほっとしたのを感じ、

 

「勇気を出して戻って手続きをして良かった」

と思えた。

 

自分の中の衝動に正直になったがために、今回のことが起こったけど、

 

これが起こったことによって、自分の中にある、

 

・めんどくさいのはダメ

・人に頼るのはダメ

 

と言う観念に気づくことができた。

 

そして、

 

「そして、そりゃ、この状況だったらエゴさんは怒って投げ出しちゃうよなぁ」

 

と自分の中に起こったことを認めてあげることができた。

 

自分の中の観念に気付けたこと、自分の内側からやってくるざわつきに従うことで、後悔しないで済んだと言う貴重な体験ができた1日だった。

思い込みに付けるクスリ

昨日人と話していて、こんなことを言われた

 

「なんかその能力を身に着けちゃったら、逆の能力が

 

弱くなっちゃうんじゃないかって心配になっちゃうんですよね。

 

例えば、にぎやかさがある人が、寡黙さを得たら、にぎやかさは

 

へっちゃうんじゃないかってことが起きるような気がして」

 

私は、これを聞いて

 

「おお! これは面白い現象が起きているなぁ!」

 

「こうやって、悩みを話すことで自分の思い込みに気づけるんだなぁ」

 

と思いました。

 

自分の中の思い込みは自分の自我を形作っているもので、

 

それは、普段は出てこないし、気づくこともない。

 

でも、こうやって悩んでいること、自分の中でブレーキがかかっていることの

 

背後には、自分の思い込みが潜んでいる。

 

それが、

 

「こんなことに悩んでて、行動できない!」

 

って時に出てくるんだなぁと。

 

自分一人で悩んでいると、中々その背後にあるものには気づけなくて、

 

人と話したりしていると、それが出て来やすいんだなぁと、発見になった。

 

「自分の中の思い込みに気づけたけど、どう対処したらいいんだ」

 

と昔は悩んでいたけれど、仏教のとある教えを聞いてその悩みは解消した。

 

それは、

 

「思い込みは気づくだけでいい、気づくだけで外れていく、

 

だから、どうにかしようとしなくていい」

 

というものだった。

 

「気づくだけでいいんだったら、俺にもできるな」

 

と、その教えを知った時に思って、安心感を感じられた。

 

だから、今回みたいに、話しているだけで、思い込みに気づけて、

 

手放しが始まるんだなぁと、改めて話すことの価値を感じられた。

 

そして、これ以外にも思い込みを手放す方法はあって、

 

それは、

 

・知識を得ること

・行動してみること

 

によってもそれはできる。

 

知識を得ることによって、その思い込みは本当に正しいのかなぁという、

 

疑いが自分の中に生まれて、その思い込みを冷静に観る視点が生まれ、

 

思い込みの手放しが始まる。

 

そして、行動してみること、

 

実際に恐れている状況を少し行動して、少し味わってみる

 

ということをやってみれば、現実という結果がやって来るので、

 

その恐怖の裏側にある思い込みが正しいのか、正しくないのか、

 

判定することができる。

 

・動かせない証拠である現実を自分に突きつけてみる。

 

ということが、一番強力な思い込みへの対処法になる。

 

私も正にこのような経験があって、

 

32歳の時にそれまで7年間努めていた仕事を辞めた。

 

会社を辞めた時は、精神的に追い込まれていて、

 

「もう、やめるしかない!」

 

という心境になっていたけれども、

 

いざ会社を辞めてみると、私の中に

 

「会社を辞めたら終わり」

 

「お金を稼げないと終わり」

 

「世間体を守らないとダメ」

 

という思い込み達が、私自身をものすごい勢いで攻撃してきた。

 

そして、どん底の精神状態になった。

 

「自分一人で何とかしないといけない」

 

という思い込みも同時に攻撃してきたので、苦しさは余計に増した。

 

「もうどうしようもなく苦しい」

 

となった時に、家族に全てを打ち明けてみた。

 

そうしたら、

 

「実家に帰ってきてもいいし、そのまま一人で暮らしてもいい」

 

「また学生時代のようになってもいい」

 

という、今の自分を受け止めてくれる気持ちにあふれた言葉をもらえた。

 

その言葉をもらった時に

 

「ああ、一人でなんとかしなくてもいいんだ」

 

「助けてくれる人はいるんだなぁ」

 

と感じることが出来た。

 

そして、私は身体を休めるために、しばらく一人で暮らしているうちに、

 

「お金が稼げなくてもなんとかなるなぁ」

 

「世間体ってあったけど、会社を辞めても誰も攻撃してこないぞ」

 

「俺って結構会社にしがみついていたんだなぁ」

 

と、冷静に状況を見つめられるようになった。

 

おかげで、ずいぶんと心が楽になった。

 

自分にとっては劇薬のような凄まじい体験になったけど、

 

「恐れていた状況に実際になってみると、案外たいしたことは起きないぞ」

 

という教訓を得ることが出来た。

 

「現実を突きつけてやることが、思い込みを手放す、一番の方法なんだ」

 

という体験が自分にとって一番の財産になったと思う。

 

 

 

感情の扱い方

今日は家族に

 

「ちゃんとしなきゃだめでしょう!!」

 

と感情を込めて言われてしまった。

 

その瞬間イラッとして、ムッとなったけど、

 

『その感情を否定せずに、認めてあげて、ちゃんと感じてあげる』

 

という教えを実践してみたら、その瞬間はイライラを感じたけども、

 

しばらくしたらそのイライラは消えてしまった。

 

そして、私の頭に

 

「確かにそうした方がいいよなぁ」

 

という考えが浮かんで来た。

 

『感情を否定せずに、認めてあげて、ちゃんと感じてあげる』

 

この教えをただやるだけで、感情に振り回されることもなく、

 

冷静に考えるということができるようになった。

 

32歳になるまでこの教えを知らなかったので、

 

それまではずいぶん感情に振り回されて苦労した。

 

元々感情を扱うのがヘタクソだったので、

 

感情にはフタをするもんだと思い込みながら生きてしまって、

 

社会人になるとどんどん生きるのが苦しくなっていった。

 

そして、もうどうしようもならないと思って、

 

心の話や自己啓発を学び、色々な失敗を経て、

 

感情の扱い方にたどり着くことが出来た。

 

普通に生きていたら、感情の扱い方なんてものには出会うことはないだろう。

 

それでずいぶん遠回りをしてようやく解決の糸口を見付けることが出来た。

 

感情の扱い方、このたった一つのことを知るだけで、

 

ずいぶん、生きるのがラクになるもんだぁと、今思えている。